暑さが続いてますが…

皆様日頃からお世話になっております。川口です
6月に入りました。梅雨が来たと思ったらあっという間に梅雨明けが来てしまいました。
香川県は高知にある早明浦ダムから水を引っ張っていますが全く貯水率がたまらずこれからどうなるんだろうと思っています。
生き物にとって一番必要なのは水だと思います。
その水が枯れてしまったらと思うと不安になります。

雨が降ってくれることを期待するしかありません。
そして相変わらず、飼料情勢も良くありません。
7月の配合飼料の値上がりが加重平均で1万円を超えてます。
過去このような大幅な値上がりは記憶になく驚きが隠せません。
円安も続いていて、ウクライナの戦争の影響、原油価格の高騰、様々な要因がありますが畜産物相場はあまり上がっておらず苦しい状況が続きます。

そんな中で個人的に思うことはこれからの日本において人口が少なくなってくることは間違いありません。
コスト削減ももちろん大事ですがそれ以上に新たな働き手の確保、必要不可欠であろう設備投資といった投資も必ず必要になってくると思います。

今後会社を背負っていくであろう若い力を雇用していき、育てることが重要だと思います。今の年配の方がまだ元気なうちに少しづつでもそのような方向に進めたらいいなと思っています。
なかなか難しい事ではありますが農業もそのような時代に徐々になってきていると思っています。
それぞれの時代というものがあると思っており、その時代についていかないと人も会社も生き残ってはいけないのかなと思います。

水不足や飼料価格高騰、円安、原油価格の高騰といった問題がありますが何とか落ち着いてくれることを願うばかりです。
様々な問題がありますが地道に一歩ずつ精進していくしかないと思っています。
写真は当社のお客様が鶏糞をTBに詰めて海外に出荷されているとのことで見学に行ってきました。

株式会社カワフジ

当社はまだそのようなことはしておりませんが今後はそのようなことも必要になってくると思っておりどのような方法で出荷されているかを見学に行ってきました。

この状況が少しでも良くなることを祈って今回は終わりにさせていただきます。
来月もまたよろしくお願いします。

依然厳しい状況が続いております…

皆様日頃からお世話になっております。川口です
5月に入り急に気温が高くなりましたね。よくわからないうちに春が過ぎ去っていった印象です。
最近は春と秋がかなり短くなっている気がします。
私が幼いころはまだ四季がもう少しあった気がしています。
さて畜産業の今ですが私的にはかなり厳しい状況が続いていると思います。
円相場も急激に変化しており円安に歯止めがかからない状況です。
畜産資材の上昇、配合飼料、粗飼料の上昇と家畜を飼養するうえで
一番大きい所である飼料代がかなり経営を圧迫している状況だと思います。

株式会社カワフジ

このまま円安が進んでいくと配合飼料のほとんどが輸入原料に頼っていますのでどうにもならないといった事になると思います。
それとは反対に生産物相場は思ったよりも上昇せずで依然苦しい状況が続いています。
生産物の相場は上がってほしいですがそのまま上がってしまうと日本国民の家計をかなり圧迫してしまうと思いますが、我々生産者としては販売価格が上がらないとどうにもならない状況というところまで来ています。

株式会社カワフジ

今はまだ自社努力等で何とかやり繰りしていますが近い将来それも限界が来る気がします。またロシアとウクライナの戦争でのひずみもこれから来るのだと思います。
ウクライナやロシアは穀物の輸出国でありそれが今輸出できていない状況だと思います。配合飼料の主原料であるトウモロコシや麦類が輸出できていない状況だと思われます。原油やガスといった生活に欠かせない資源も以前値上がりを続けている状況だと思います。この状況がいつまで続くかわかりませんが我々はできることをやっていくだけだと思います。

少しでも努力を重ねることが必要だと思います。機械をできるだけ長持ちさせる努力、少しでもよい生産物を作る努力、農場や牧場をきれいにする努力を意識していかなければいけないと思います。また組織は人という言葉があるように人を探す努力や育成する努力が今後大きくなってくると思います。少しでも状況が好転するように祈るばかりです。

この時期は家畜を飼養管理するのに非常に難しい時期です。

皆様、日頃からお世話になっております。川口です。
4月入って徐々に暖かくなって来ましたがその一方で寒暖の差も大きくなってきています。
この時期は家畜を飼養管理するのに非常に難しい時期です。

弊社ではブロイラー、レイヤー、肉牛を飼養していますが、その中でもブロイラーの管理が難しくなっています。その理由は、現在のチャンキー種の性質において暑熱ストレスには比較的強くなっていますが温度差対応力が低くなっている為に寒冷ストレスのダメージは受けてしまいます。少しの冷やし込みで体調を崩してしまいます。
換気と温度のバランスが非常にシビアになってきています。

また世情としましては穀物相場も暴騰し、更には円安も急伸し130円を超えました。
またロシアとウクライナの戦争も終わりが見えていません。世界的な穀物輸出国である場所での戦乱は、更にリスクを増長し、全ての物価に大きく影響しています。
このブログでも何度も書いていますが、これからの時代を乗り切る為にはローカル企業であっても時代の変遷に沿った変化が必須となった事を体感しております。
その為には、幅広い人材確保と育成の強化、機械化を推進する事が必要と成っております。

先日、名古屋の国際展示会に参加しました。各ブースを見て回りましたがアニマルウェルフェアに対応したブースが多く見受けられた気がします。
またブロイラーでもケージでの飼養管理に対応したものやレイヤーのセンサーでの死鳥発見機等がありました。この様な場は業界の進む方向性のヒントが有り、有益でした。
今後は機会が有れば、世界開催の展示会にも参加してみたいと考えております。
最後になりましたが恒例行事である畜魂祭が、本年も当社本社事務所にて執り行いました。
この1年間何事もなく乗り切れたことに感謝し、また生命の尊さを再度認識し祈ることができました。

株式会社カワフジ

更に今後も家畜への感謝の気持ちを忘れずに健全な畜産経営、安心安全な食品を皆様の食卓にお届けできる様に頑張っていきたいと思っています。

今年度は始まったばかりですが畜産業だけではなく社会全体が非常に厳しい状況が続くと思います。

その中で、やれること事はやりながら、何とかこの厳しい局面を乗り切っていければなと思います。

株式会社カワフジ

春の陽気を感じる季節

皆様日頃からお世話になっております。川口です。
皆様方も元気で過ごされていますか?春の兆しを感じる季節になってきましたね。
そんな中、世界ではロシアとウクライナの戦争が収まることなく続いております。
私たちの産業にも大きく影響が出ており、トウモロコシや小麦の価格が上昇を続け
配合飼料も四半期ごとに今なお上がり続けています。
それに原油価格の上昇や円安も重なって非常に厳しい情勢が続いています。
私には一体今後どうなるかが全く分からないのですがこのままいくと非常に厳しい現状になってくると思います。
会社として生き残るためには、コストを抑え成績を上げていくことが非常に重要になっていくと思います。

無駄をなくして効率化を図ることが非常に重要だと思います。
ただ単純に人を削る物を削るとかではなくそれぞれに合った役割を与えてしっかりこなしていってもらうことが重要かなと私は思います。
世の中も変わってきており30年前は大丈夫だったことがどんどん厳しくダメになってきている気がします。前までは大丈夫だったが今は駄目だという話もよく聞きます。
そのようなことも考えながら日々仕事に取り組んでいかないといけないと感じています。

さて今回の写真は香川県で行われたオリーブ牛の共励会を見学に行った時の写真を載せてみました。当社もオリーブ牛は生産しているのですが共励会には出していませんが見学可能だったため見に行きました。

株式会社カワフジ

当社のお客様も何名か出品しており流石の枝肉揃いでした。
厳しい状況が続く中盛り上がりがあり業界としては嬉しいことだと感じました。
香川県もコロナの蔓延防止もとけ飲食店も少しずつではありますが人が増えていると聞いています。

株式会社カワフジ

コロナが完全になくなることはないと思います。コロナと共存していく形になると個人的には思います。
再三ではありますがこの厳しい状況を耐えていくには一人の力ではどうすることもできなく会社組織として一丸となって耐え抜くしかありません。
企業は人なりという言葉があるように人が企業を発展させていくと思います。
そのためには一人一人に与えられた役目をしっかり守っていくしか道はないと思います。
皆で一丸となってこの状況を乗り切りましょう!!

寒さが続いておりますが

皆様日頃からお世話になっております。川口です。
日々目まぐるしく色々な事があり落ち着くことがありません(笑)
皆様方も元気に過ごされているとは思いますがお変わりないでしょうか?

寒くなってくるとケガや病気になる方が増えてくる気がします。
2月は朝晩の冷え込みも強く寒かったなという印象です。

株式会社カワフジ

香川県も1月21日より蔓延防止が発令されましたがコロナも一向に収まる気配がありません。香川の人口からすると割合はかなり多い400人前後で毎日推移している状況です。身近でも陽性になった人や濃厚接触者になった方の話をよく聞く様になりました。ただこのまま経済が停滞していくのも駄目だとは思うので、コロナと共存していくしかないのかなとは思います。

また原油や物の値上がりが止まらず、畜産業界も厳しい状況を迎えています。
生産コストはかなり上がるが売りに転嫁できない厳しい状況です。
当社だけではないのでしょうがこれからの畜産業は人手不足、
コストアップで生産農家の負担は上がる一方だと思います。

この中で、急速に普及しているのが「環境への負荷低減、共生」であり畜産業界ではアニマルウェルフェアの視点を重視した飼育環境の整備が広がっています。従来は動物愛護の観点から見つめなおすというものでしたが、現在は「地球環境に負荷軽減」絡み、欧米では店頭での表示、価格転嫁も含めて急速にブースを広げている様です。日本においてもこの制度の普及は広がり始めています。

今迄の思想の普及を振り返ると欧州から発信されアメリカに渡り、やがて東アジア、アジア全体に20~30年のスパンで普及して来ました。しかしながら現在は、ネット環境の普及により、数年後には地球全体に普及する様になりました。

2015年の国連サミットで採択された「SDGs」、今はメディアで見ない日は無いくらい世界中の企業で賛同・推進されています。ただし、その背景には日常でも感じる気象変動等の異常が感じて来たからだと思います。 一方、足元に目を向けると現在の飼養環境を徐々に変えていくといっても根本的に変えないといけないので時間や資金も不足します。また飼養羽数は減ることになるので売価も上がってきます。故に生産を維持する為には末端に転嫁せざるを得ない状況が必然となります。しかしながら今の日本、GDPは韓国に抜かれ30年間の世帯所得は殆ど変わらず国民は疲弊している中で全てのモノが末端に転嫁する形になって来ました。更に、ひと昔前の畜産とは流れも変わってきており鳥インフルエンザや口蹄疫、豚熱といった病気も増えてきており非常にデリケートになってきているのかなと思います。

安定的に畜産物を供給していくために、自社努力も含めまい進していこうと思いますので皆様よろしくお願いします。